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2022年12月レター理事長挨拶

12月10日、栗田さんが急逝されました。心からお悔やみ申し上げます。お別れの会では会を代表し弔辞を読ませていただきましたが、できればみなさんの声を栗田さんに届けたいと思いました。また、ご遺族様にウイルでの栗田さんのご活躍をお伝えすることで、少しでも悲しみが癒えるのであればと考え、みな様からのメッセージを募らせていただくことにしたのです。

短い期間でしたが、たくさんの方から、心のこもったメッセージをお寄せいただきました。本当にありがとうございます。お寄せいただいた方の中には、栗田さんのお別れの会の連絡が届かず、ご参列できなかった方もいらっしゃいます。これはひとえに、私の不徳のいたすところでした。心よりお詫び申し上げます。その後、理事のみなさんのご協力により、連絡が届かなかった方に、詳細をお伝えすることができました。こうして今月号は、みなさんの力によってつくりあげることができたのです。天国の栗田さんも、きっと褒めてくださることでしょう。

 

12月8日に、12月号の原稿を栗田さんに送信しましたので、栗田さんはニューズレターの制作にとりかかっていたのではないかと想像しています。もしかして、制作途中の原稿がパソコンに残っているのでは、などと考えたりもしました。レターを制作しながら、栗田さんの鋭い視点で書かれた編集後記を、これからは読むことができないのかと思うと、また悲しみが湧き上がってきます。しかし、悲しむだけでは、ウイルは前に進めません。まずは、栗田さんが今まで途切れることなく発行してくださったニューズレターを、これからも制作していかなければなりません。そのためにも、今後もご協力いただけますよう、よろしくお願いいたします。

(後藤恵里子)